Vol.201803 なりすましメールについて(2018/09/26)
自分のメールアドレスから迷惑メールが届く?!
- 最近、「自分のメールアドレスから迷惑メールが届いているようだ」
- というお問い合わせが増えています。
- 実際に自分が迷惑メールを送っているケースは稀で、ほとんどの場合、
- 迷惑メール送信者が他人になりすまして迷惑メールを送付しています。
メールアドレスはどこから漏れるのか
- 試しにご自身のメールアドレスをGoogleなどで検索してみましょう。
- 検索結果に、学術論文等に記載されたご自身のアドレスが表示される場合があります。
- メールアドレス収集のプロがあらゆる検索手段で情報を搾取しており、
- 公開された情報からもメールアドレスを収集しています。
- ご自身のメールアドレスを公開する場合は十分にご注意ください。
なりすましメールの送り方
- メールソフトの機能を使うことで「送信元(Fromメールアドレス)」を
- 自由に書き換えることができます。
- この仕組みを利用して、迷惑メールの送信者は他人のメールアドレスを装い
- 「なりすましメール」を送ってくるのです。
なりすましメールの見分け方
- 「メールヘッダ」とよばれるメール情報を確認すると、本当の差出人を調べることができる場合があります。
少し難しい内容になりますが、もし、気になるメールが届いた場合は、以下を参考に確認してみてください。
- ■WebMailにて
- 1.メール本文が表示されている画面において中央付近の「その他の操作▼」をクリック。
- 2.「ヘッダ確認」をクリックすると「メールヘッダ」が表示されます。
- 3.「From:*****」一般的な送信者アドレス。(なりすまし可能)
- 4.「Return-Path:*****」多くの場合、実際の配送時に使用された送信者アドレス。
- ただし、メーリングリスト利用の場合は「管理用アドレス」が表示されます。
- 5.3と4の情報が異なる場合、「なりすましメール」の可能性が高くなります。
なりすましメールを受け取った場合の対処方法
- 1.メールを開かない(無視する)
- メールを開いてしまうと、ウイルス感染や望まない広告・画像などが表示される恐れがあります。
- 添付ファイルを開くのも同様です。
- 心当たりがないアドレスから送られてきたメールは、開かずに削除しましょう。
- 2.クリックしない・返信しない
- メールに記載されているURL(http://~)をクリックしないようにしましょう。
- 見知らぬURLへのアクセスは、料金請求などのトラブルのきっかけになります。
- 3.入力しない・信用しない
- メールにだまされて個人情報などを盗まれないように注意してください。
- 有名企業を装って偽サイトへ誘導し、IDやパスワードを入力させて個人情報を盗み出す
- 「フィッシング詐欺」の例もあります。
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