Vol.202201 偽セキュリティ警告について(2022/06/16)
- 今回は、ランサムウェアによるサイバー攻撃についてお知らせします。
■偽セキュリティ警告とは
- 偽のセキュリティ警告とは、インターネット閲覧中に突然
- 「ウイルスに感染している」等の偽の警告画面や警告音が出て
- それらをきっかけに電話をかけさせ、偽の有償サポートや
- 偽のセキュリティソフト等の契約を迫る手口です。
- 誇大表現で危険性を訴え、冷静な判断を妨げるように仕組まれています。
■偽セキュリティ警告の特徴
- 偽セキュリティ警告の典型的な例は以下の5つです。
- 1.警告の画面が次々と重なって開き、画面を閉じることができない。
- 2.警告音やアナウンスが流れる。
- 3.実在する企業やサービスのロゴが表示される。
- 4.サポート窓口の電話番号が表示される。
- 5.焦らせるような表現が目立つ。
■被害にあわないための対策
- 基本的なセキュリティ対策を確実におこなうことが肝心です。
- 1.警告画面の電話番号に電話をかけない。
- 2.安易に通知を鵜呑みにしない。
- 3.誘導されたサイトで操作をしない。
■偽のセキュリティ警告が表示される場合の対処方法
- 表示されている画面(ブラウザ)を閉じることができなくなってしまった際は
- 次の2つの方法のいずれかでブラウザを閉じることによって解決できます。
- 1.ショートカットキーによる方法
- ・【Alt】キーを押しながら【F4】キーを押します。
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- これにより警告画面を閉じることができます。
- ※「ページを遷移しますか」と出る場合は「はい」を選択してクリックします。
- この方法で警告画面が閉じられない場合は、2.タスクマネージャーによる方法を試します。
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- 2.タスクマネージャーによる方法
- ・【Ctrl】キー、【Alt】キー、【Delete】キーを3つ同時に押してメニューを表示します。
- ・表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。
- ・タスクマネージャー内で起動中のブラウザ(GoogleChrome、Microsoft Edgeなど)を選択します。
- ・次に「タスクの終了」をクリックします。これにより警告画面を閉じることができます。
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- これらの手順を実施しても警告画面が閉じない場合は、パソコンを再起動してください。
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- ※ブラウザ再起動時の注意事項
- ブラウザを再起動するとページの復元を促すメッセージが表示されることがあります。
- その場合は、「復元」をクリックしないで右上の「×」をクリックしてください。
- 「復元」をクリックしてしまうと、ブラウザ終了時にアクセスしていたページを
- 再読み込みするため、再度、同じ警告する画面が表示されてしまいます。
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